故・あやの
2016.2.29 (MON) WRITER:Kei
2月16日(火)・・夜中の3時に煙くさくて目が覚めました。
何度、息を吸い込んでも そのにおいは消えません。
・・もしかして火事?
と思い起き上がり、玄関の窓から外のにおいを嗅ぎ、状況を確認
なんとなく・・どこかで煙が燻っているような匂いがする
しかし、外はシーンと静まりかえり 消防車のサイレンの音もなく
どこにも煙は出ていない
庭の方も見回し、窓から見える景色は全部確認したけれど
ただ・・ただ・・静かな暗闇が存在するだけ
急にブルッと寒くなって布団にもぐり込み、7歳の年長猫を抱きしめて眠りにつきました。
少したって気付くと 白い新入りネコが、空いているハズの布団の右側に入らず
すでに年長猫が居る左側に入ってきて寝ている
「あれ?おかしいな?いつも右側で寝てるのに」と・・・
この時もまだ煙が燻っている匂いは存在していました。
「火事になったらどうやって逃げよう」と
考えている間に爆睡○o。.
朝になっていました。
少し寝坊したので、もう煙くさいことなど忘れ
あわただしく出勤の準備をし、会社に向かう車の中で
「ハッ」と気付きました。
(1月26日(火)、悪性リンパ腫により12歳で亡くなった愛猫あやの)
「あの子だ!」
一緒に寝たくて、夜中の3時に布団に入ってきたのだと理解しました。
生前あやのは、私と寝るベットが何よりも、どこよりも大好きで
安心して私に寄り添い、甘えられる一番の場所だったのだと思います。
身体が無くなってしまったけれど、自分の存在を示すところが
「あの子らしいな~」と、思わず泣けてきました(T_T)
『動物と一緒にいるということは、その動物の生きるスピードと向き合うこと。人よりも早く歳をとり、
いつしか追い越して先に逝く。飼うということは看取ることを受け入れてこそ』と
ネットで読みました。
まったく・・・こまった・・・
ペットロスです(^_^.)